2011年03月23日

災害用伝言ダイヤルが大活躍

災害が発生すると必ずと言っていいほど、電話回線がパンクし、

誰とも連絡が取れなくなります。今回の大地震発生時も、福島や

岩手の肉親や知人と連絡を取ることができないだけではなく、

遠く離れた関東地方や東海地方でも電話は一時的にまったく

利用できなくなりました。固定電話ですらつながらずに

不安にさいなまれた人が数多くいます。こんな状況下で、

意外と利用されていたのが「災害用伝言ダイヤル」でした。



NTT東日本が運用している災害用伝言ダイヤルは、大地震

発生から21日までに、すでに300万回を超える利用件数が

あったそうです。これまでにもっとも多く利用されたのは

2004年に起きた新潟県の中越地震の時で、この時が

約35万件だったそうなので、このままいけば10倍以上の

利用件数になることは間違いなさそうです。現在も福島や

岩手など、地震と津波が直撃した地域では電話がつながらない

といいますから、肉親や知人と未だに連絡がつかない方に

とっては是非とも利用してほしいサービスといえます。



電話番号171にコールし、自宅の電話番号などをキーとして

利用し、メッセージを登録するだけでOK。あとはふたたび

171にコールして自宅の番号を入力すればメッセージを

再生できます。もし、被災地で連絡が取れない肉親や知人が

入るのであれば、171にコールして連絡先の電話番号を

入力してみてはいかがでしょうか。



阪神大震災の後に開発され、それ以降、国内で起きた災害では

被災地の人々を救ってきた災害用伝言サービス。この実用性は

高く評価されており、現在では同様の伝言サービスがKDDI、

ソフトバンクテレコムなどでも提供されています。また、

携帯電話ではNTTドコモやKDDI、ソフトバンクモバイル

なども運営しています。





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Posted by 高知 at 13:19