2010年09月01日

茨城県が撮影に協力

地方が映画の撮影にかかわり、バックアップ体制を敷いて

完成に到る「地方発映画」が増えているようです。



地方の自治体はもちろん、地元の商工会や有志などが

ご当地映画の撮影をバックアップし、リスク覚悟で撮影に協力

するのは、地域振興が目当てに他なりませんが、10月16日

に全国公開予定の映画「桜田門外ノ変」も、茨城県の

大きな力添えの元に製作が進行しています。



撮影がスタートした当初、製作予定費5億円のうち、わずか

1億円しか集まっていないという状態でしたが、地元有志らに

よる「製作出資組合」がなんと4億円を集め、製作に協力して

います。ロケ地探しやエキストラ、弁当の手配まで全面に協力

しており、地元市民の「桜田門外ノ変」への関心も否応なく

高まっている状況なのだそうです。



茨城県民がこれほどまでに肩入れする映画「桜田門外ノ変」は、

水戸藩の浪士が大老・井伊直弼を襲撃した事件を描いた

時代劇映画です。首謀者の出身地は茨城県中部と北部で、

茨城県民にとってはまさにご当地映画、となるわけですが、

桜田門外の変で井伊直弼を襲撃した浪士が茨城出身者だという

事実は、地元の茨城県民にさえあまり知られておらず、

地域振興の一環としてバックアップするには最適な映画、という

ことになるのでしょう。



こういった「ご当地映画」は増加の一途をたどっている様ですが

増加の背景について全国の映画ロケ地紹介雑誌

「ロケーションジャパン」を発行する地域活性プランニング

の藤崎慎一代表は「市町村合併、公共事業の削減などに

見舞われた地方が、観光の目玉として映画に目を向け始めた」

と分析しています。「『釣りバカ日誌』で浜ちゃんが行った

場所に付加価値がつく『スクリーンツーリズム』が注目

されてきた」とも指摘しています。





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Posted by 高知 at 12:26